ADMIN TITLE LIST

読書の秋だし、たまには読書の話でも。
キャプテン・フューチャー? 違う違う

「狂った裁判官」



著者の 井上薫氏 は、少し変わった経歴の持ち主であります。
東大・理学部から民間の研究所に就職後、独学で司法試験に合格、
有能で、歯に衣を着せぬ彼の存在は 司法システムの異端児でもあったのねえ、
判事再任を阻まれて退任となり、今は執筆活動中心ということ。

たまにはこういう、自爆してしまう ちょっと不器用な人もいないとね、
疑問や問題がそのまま埋没してしまうことは恐ろしいから。
この著書も、いわゆる 暴露本 です。
狂った裁判官 というよりも、

報われない裁判官

そう同情を寄せてしまいそうな一冊でしたが。

国内最高峰の国家試験を合格したというのに、 こんな人生なのか、
裁判官なんて、やってられないな、 これじゃ頭脳のボランティアだな、
こんなんなら官僚になってどっか天下りするのがいいだろう! みたいな

そう思わずにはいられない〜。

裁判官って、終身雇用じゃない ってこと みなさんご存知でした?
10年ごとの再任 が必要なんだそうですよ。
そしてこの本の著者は、そのルールによってはじかれたらしいです、

問題児だったから?

法廷内でのトラブルや、
その判決に関してのことを指して 問題児 と言うのではなく
判事の世界でいう‘マイルール’を守らないゆえの問題児、という意味ですが。
まあ、詳しいことはこの本だけでは分かりませんけどね。

名指しで当時の管轄所長を批判するくだりには 
さすがにちょっと苦笑い、ではありましたが
でも まあ、 程よく人間関係での不器用さが伝わってきて、
なんとなくおかしくて、なんとなく応援したくなりました。
頭はいいのに、ちょっと脇が甘いくらいの男って、

ついつい、かばいたくなっちゃうんですよね、 ホリエモンとかね。

さて、著者の井上薫氏ですが、
高給に見合うだけの働きもしていない裁判官なんぞ、
もっと給料を下げてしかるべきだ、と モノ申してるわけですが 
私はちょっとびっくりしましたよ、

あの 最高裁判所の長官 で 200万ちょっと ですと。

選挙の際には 国民審査 まで受けなければならないのにねえ。
 
参考データは平成18年4月現在、諸手当は含まれてませんが
最高裁判所の判事が 150万強、
東京高等裁判所の長官で 150万弱、
その他の高等裁判所長官が 130万強、です。

高いと見るか、低いと見るかは 人それぞれでしょう。
そりゃ、ウチから見ればすんごい羨ましい額ですけど、でもねえ
こんな 独立もできない、つぶしもきかない職業で、
超難関大学を出た上、これまた超難関国家試験に受かって、
ストイックな人生を過ごすことを余儀なくされて

なんだかうかばれないよなあ。

これでも、上位250人もの人は 
官僚トップである 事務次官 よりもお給料が高いらしいんですよ、
じゃ、じゃあ、事務次官のお給料って?

・・・・・・・・・

どっこかの元・横綱のほうがよっぽどいい人生かも〜。

去年からは、超狭き門、と呼ばれた司法試験制度も一変して、
一流大学じゃなくても合格できるようになったみたいですけど、
でも、
こうやってどんどん法曹人口さえ増やせばいいことなのか、どうか。
ま それはまだ誰にもわからないことですけど。

最後に、
裁判員制度 の盲点をつく第7章ですが、
国民がよく自覚して、一度考えてみたほうがいいよなあ、と思う指摘でもあります。
三権分立、そしてその中で、守られなければならない

司法の独立

国民不在の中でいつの間にか決まった この制度については
昔、社会科で習ったことを思い出し、家族で話し合ってみるのも
とても有意義なことではないかなあ〜、と思う

秋の夜長よ。



テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌





ママちゃん、こんにちは。

裁判官のお給料ねぇ。確かに安いかも。

ところで、裁判官のお給料って、憲法で保証されているって知ってます?

79条の6 最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。

80条の2 下級裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。

憲法でお給料の規定があるのは裁判官だけ。内閣総理大臣も国会議員にもお給料の規定はなし。なぜに裁判官だけ特別か? それは司法の独立に関わってくるんですよね。

仮にもし、行政に裁判官の給料が左右されたらどうなるか? 行政訴訟なんか、行政側に有利な判決が出ることになる。ボーナスの査定なんてされてごらんなさい。誰だって査定権のある方の顔色を伺うに決まってます。

たっぷりとお勉強して裁判官になった人たちは、そんなことちゃ〜んと承知のはず。そんでもって、それを納得の上、裁判官になったはず。金儲けがしたけりゃ、悪徳弁護士になればいい。彼らにはその自由もあったのだから。

なんだかなぁ。こないだも医師たちと給料の話をしていて思ったんだけど、世の中ほんとに金ばっかり。エラクなったら金はたくさんもらわなきゃなんないと皆思っている。私なんかにゃ、わかりません。
月に100万もありゃ、充分以上に人並みの生活を営める。それ以上もらってどうすんの? 充分に生活が出来て、でも、それ以上って、私にはわからん。そんなの、金に魂を売るような気がします。
【2007/10/11 05:31】 URL | 愚樵 #-[ 編集]

愚樵さん、おはようございます。
すごい時間ですね、早起きですね!

私はただの主婦でして、子ども4人かかえて無職です。
夫は「主婦はすごい仕事だよ」とは言ってくれますが、所詮無収入。
はっきり言って、すごく卑屈になります。

月に100万だろうが1000万だろうが、お金にこだわる人の中には 自分の価値を確認したいから、という人もいるのでは?と思います。

心が豊かであれば、使い切れないほどのお金にこだわることもないのでしょうね。
結局、心を満たしてくれるのがお金しかない、というこの社会が貧しいのでしょうね。
【2007/10/11 08:54】 URL | ママちゃん #-[ 編集]

>すごい時間ですね、早起きですね!

これは生活習慣というものです。通常で4時30起床が私の生活リズムです。で8時就寝(笑)。

>月に100万だろうが1000万だろうが、お金にこだわる人の中には 自分の価値を確認したいから、という人もいるのでは?と思います。

そうそう、それなんですよ。そこが肝腎要です。お金でしか、自分の価値を確認できなくなってしまったことが問題なんです。

で、裁判官について思うのは、「人を裁く」という重大な責務についていて、それでもまだお金で評価されたいの? ということなんです。逆に言うと、ママちゃん、そんな裁判官の判決を納得して受け入れられますか? という問いでもある。

このことは母親という「職務」についても言えると思いますよ。子育てはお金で評価されるべきものか? では、もしお子さんたちが成長したとき、ママちゃんの次のような言葉を聞かされたらどう思うでしょうか?
 
「私の子育ては無報酬だったから、大した仕事じゃなかったんだよね。」

これじゃ、報酬もらって他所の子を育てる方がいいってことになってしまいます。そうではないでしょう。

心の豊かさを子どもに伝えることが出来るのは大人、なかんずく、両親でしょう。
>心が豊かであれば、使い切れないほどのお金にこだわることもないのでしょうね。
なんて言わないで。「お金は必要だけど、でもお金じゃ幸せにはなれないよ」って、子どもたちに胸を張って教えてあげましょうよ。


・・・なんて、エラソーにゴメンナサイm(_ _)m
【2007/10/11 10:23】 URL | 愚樵 #-[ 編集]

再度ありがとうございます〜愚樵さん。

私のブログを読んで判事さん方が誤解されると申し訳ないですね、
おそらく多くの判事さん方はお金で評価されたい、とは思ってらっしゃらないでしょう。
私が勝手に言ってることなのです、申し訳ありません。

まあ、‘象徴’に多くの税金が、、なのに 法の最高峰にしては少ない、、と。

あ、これはタブーでした。

結局は自分が目に見えた評価も受けない人生であることにひがんでるんですよ。
励ましてくださってありがとうございます〜。励ましてもらいたくてここで悪態ついているのだと思います私は(笑)

頑張りますよ!(^^)
【2007/10/11 11:48】 URL | ママちゃん #-[ 編集]















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2008 教育ママちゃんの殺伐たる毒舌ヒステリー2, All rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー 1GB!FC2ブログ(blog)